就労継続支援B型事業所 Vegemon(静岡)

就労継続支援B型事業所 Vegemon(静岡)

農業から仕事をつくる|静岡市清水区

なぜ農業なのか

私たちが農業に取り組む理由は大きく3つあります。

一つ目は、「働く」ための足慣らしができる仕事だからです。

農業には、土をつくる、種をまく、水をやる、草を取る、肥料をまく、収穫する、選別する、袋に詰めるなどさまざまな仕事があります。

ひとりでできる仕事もあれば、誰かと一緒にする仕事もある。身体を使う仕事もあれば、細かな仕事もある。

人と話すことや集団が苦手でも、みんなと同じペースで働けなくても、その人の特性やその日の体調・気持ちに合わせて仕事をつくることができます。

まずは、働いてみる。働くことで、今日が始まり、一日のリズムが生まれることもあります。

二つ目は、一人ひとりに役割がつくれる仕事だからです。

一人ですべての仕事ができる必要はありません。

自分にできることを役割として持ち、その仕事に取り組む。

その隣で、別の誰かが自分の役割を果たしている。

それぞれの仕事がつながることで、一人ではできなかった仕事が、みんなの仕事になっていきます。

三つ目は、仕事の始まりから、その先にいる人までが見えるからです。

自分たちで考え、土をつくり、育てる。思い通りにいかなければ、調べ、観察し、考え、工夫して、またやってみる。

そうして、育てたものが収穫され、商品になり、誰かの食卓へ届く。

最後に「おいしい」と言ってもらう。

できなかったことができるようになる。

知らなかったことを知る。
仕事そのものを好きになることもある。

人も育ち、作物も育ち、そこから新しい仕事や役江有賀生まれていく。

それが、わたしたちが農業を選んだ理由です。

価値が生まれる条件をつくる

ただ仕事を用意して、「作業をしてもらう」ことだけを就労支援だとは考えていません。

最初から「この人にはこれができる」と、私たちが決めることはできません。

まず、一緒に仕事をしてみる。

その中で、得意なことや苦手なことを知る。仕事のやり方を変えてみる。環境を整えてみる。

そうやって、一人ひとりが持っている力と、誰かが必要としていることをつなぎ、仕事として役に立てる条件をつくっていきます。

大切なのは、一人で何でもできるようになることではありません。

自分でできることを役割として持ち、その仕事にきちんと取り組む。

誰かの仕事があるから、自分の仕事も成り立っている。
一人で何でもできる人ではなく、チームの中で自分の役割を担える人へ。

それが、ベジモンの考える価値を生み出す仕事の条件の一つです。

仕事を任せてもらえる人になる

仕事ができるようになることと同じくらい大切なことがあります。それは、仕事を任せてもらえるようになることです。

約束した日に来る。時間を守る。任されたことに取り組む。わからないことを相談する。

そして、「ここで働いてみよう」と思ったことを行動にしてみる。

その、一つ一つの積み重ねが、
「この人なら約束を守ってくれる」、『この人となら、一緒に仕事ができる』
という信用になります。

一人ひとりが仕事を通して信用をつくり、その信用が集まることで、ベジモンという事業所の信用になります。
「ベジモンに頼めば間違いない」と言われるまで。

私たちは、地域の中で仕事を任せてもらえる関係を、少しずつつくってきました。

最初から、仕事を任せてもらえたわけではありません。

まず一緒に仕事をして、私たちに何ができるのか、求められる仕事ができるのかを見てもらう。

約束はを守る。任された仕事に取り組む。わからないことは相談する。

そんな当たり前を積み重ねてきました。

そして3年。

今では地域の農家さんから、『ベジモンに頼めば間違いない』と言っていただける仕事があります。

福祉だから仕事をもらうのではなく、仕事そのものを評価され、また任せてもらう。

その信用が、次の仕事や新しい役割につながっていきます。

相手の利益を、先に考える

仕事を任せてもらううえで、私たちが大切にしていることがあります。

まず、仕事を依頼してくれた相手にとっての利益を考えることです。

たとえば、一週間の期限をもらった仕事でも、三日で終えられそうなら、三日で終わらせます。

一週間という期間を使い切ることが目的ではありません。必要な仕事を、必要な品質で、必要な時間で届ける。その結果、私たちが受け取る対価が少なくなることがあっても、それでいい。これは、早く終わらせることが目的ではなく、「‘相手にとって何が一番いいか」を考えて仕事をしているからです。

目の前の利益よりも、「この仕事ならベジモンに任せたい」という信用を残す。

その信用が、次の仕事につながると考えているからです。

工賃の考え

工賃はあなたの成長とともに上がっていきます。

最初から難しい仕事ができなくてもいい。苦手があってもいい。

安定して働けない日があってもいい。。

新しい環境に慣れるまで時間がかかってもいい。

仕事以外のことで不安を抱えることがあってもいい。

でも、自分で決めた日には来てみる。

できないときは相談する。

任されたことは取り組んでみる。

できることから、続けてみる。

ベジモンが大切にするのは、「約束、行動、そして信用」です。

ベジモンでは、最初から高い工賃を設定しているわけではありません。

でも、ずっとおなじでもありません。

まずは、これから仕事を続けていくための土台をつくるところから始めます。

通所や働くことに慣れる。生活のリズムを整える。仕事を覚える。自分なりの働き方を見つける。

そして、約束を守る。行動する。できることや役割が増えていく。

一人ひとりの成長に合わせて、工賃も段階的に上がっていきます。

仕事ができたかどうかではありません。

大切なのは、それでもまず、「ここに来てみよう」「少し続けてみよう」「ここで働いてみよう」と思った気持ちを、行動にしてみることです。

それを、続けられたこと。仕事に向き合おうとしたこと。そうした積み重ねも、ベジモンでは大切な成長として見ています。

一人ひとりの成長が、ベジモンの力になる。ベジモンにできる仕事が増えれば、また、新しい仕事を任せてもらえる。

その成果を、工賃としてみんなに返していきます。

最初の一か月、休まずに通えたら昇給します。 ※週5日利用の場合

その後も、継続していくこととで、段階的に(2ヶ月毎)工賃が上がっていきます。

基本給(5000~) + 能力給(最大3000) +皆勤1500円 (週5日利用の場合)
他、精勤手当、インセンティブ

初任給例:5000円+能力給2000円+皆勤1500円 初工賃8500円

2か月目:6000円+能力給2300円+皆勤1500円  工賃 9800円

4か月目:7000円+能力給2350円+皆勤1500円  工賃10850円

1日の流れ・作業内容

時間内容
9:00朝礼その日の作業と目標を確認します
午前自社農園または受託先で作業天候により内容を調整します
12:00休憩・昼食昼食はご持参いただいています
午後午後の作業
15:30片付け・掃除、振り返り進み具合を数字で確認します

作業の内容

自社農園での栽培
現在はフィンガーライムの栽培、春と秋はジャガイモの生産を主に。夏時期は島らっきょが好評です。

水耕栽培
ユニバーサルデザインを取り入れ、さまざまな人が参加できる農業にも挑戦しています。

地域の農家・お茶農家からの受託作業
ハネギ、枝豆の加工、袋詰め、バラ園、茶畑、みかん畑、ぶどう畑、玉ねぎ畑、たけのこ畑での作業等

その他、受託作業(スポット作業)

こんな方に

働く力をつけたい方

外作業や体を動かす仕事がしたい方

内職ではない仕事をしたい方

時間はかかっても、自分にできる仕事を見つけ、収入につなげていきたい方

雨の日は外作業が中止になることがあります。

風が強い日、猛暑や、凍えるような寒さを経験する日もあります。決して楽な仕事ではありません。

「今日は暑すぎる」「雨なら休みたかったな」

そんなことを言いながらも仕事に来てくれる人たちがいます。

なぜなら、そこには少しずつ積み重ねてきたものがあるからです。

自分がこの仕事を知っている、自分にならできるという自負がある。

自分がここにいることで誰かの役に立てる。

そんな実感が、少しずつ生まれ、「いつの間にかやらされている仕事」ではなく「自分の仕事」になっているからです。

まずは見学に来てください。

事業所概要

サービス種別就労継続支援B型
事業所番号2214261170(令和4年9月 静岡市指定)
所在地〒424-0065 静岡県静岡市清水区長崎1147-1
電話054-368-4091
作業内容農業(自社農園・受託作業)、水耕栽培
サービス提供時間平日・祝日 @:@@〜@@:@@
昼食各自ご持参ください